TCPパケットがイーサネットで送出される際、カプセル化という処理が行われます。これは、上位層のデータに下位層のヘッダが付加されていくイメージです。まず、IP層でTCPパケットにIPヘッダが付加され、IPパケットになります。このIPヘッダには宛先IPアドレスが含まれます。次に、イーサネット層でIPパケットにイーサネットヘッダが付加され、イーサネットフレームになります。イーサネットヘッダには、物理的なネットワーク機器を識別するための宛先MACアドレスが含まれます。ポート番号はTCPヘッダに含まれる情報であり、IPヘッダやイーサネットヘッダの先頭にくるものではありません。したがって、イーサネットフレームに含まれる宛先情報の送出順序は、宛先MACアドレス、宛先IPアドレス、宛先ポート番号となります。ア、イ、エは、IPアドレスやポート番号がMACアドレスよりも先にイーサネットフレームの宛先情報として配置されているため誤りです。
ネットワークスペシャリスト令和5年度 春期午前I問 10
令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト 午前I 問10
難度
標準
1個のTCP パケットをイーサネットに送出したとき, イーサネットフレームに含まれる宛先情報の、送出順序はどれか。
選択肢
ア宛先IPアドレス、宛先MACアドレス、宛先ポート番号
イ宛先IPアドレス、宛先ポート番号,宛先MACアドレス
ウ宛先MACアドレス、宛先IPアドレス、宛先ポート番号
エ宛先 MACアドレス、宛先ポート番号,宛先IPアドレス
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- OSI/TCP-IP の各層の責務と、ルーティング・名前解決・暗号通信の代表的プロトコル挙動。
- 学習の進め方
- サブネット計算は手で繰り返す。HTTP/TLS/DNS のメッセージシーケンスを図で覚えると応用が利く。
- 関連キーワード
- TCP/IPサブネットDNSHTTPTLSルーティングVLAN
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